皆さんは、カードローンを利用する際、大手消費者金融を選ぶことかと思います。しかも近年大手消費者金融でも、最低金利を下げたり、最高限度額を上げている会社が見受けられます。
確かに最低金利が下がること、最高限度額が上がることは大手のサービスがそれだけ向上したと言える証でもあります。
ですが便利さゆえにカードローンを利用しすぎて、返済に行き詰まってるなんてことはありませんか?そういった状況になった時に利用出来るのが「おまとめローン」、通称借り換えと言われています。
大手ではこのおまとめローンは殆ど取り扱っていますが、今回ご紹介する大手の1つSMBCモビットではどのようになっているのでしょうか?
大手消費者金融カードローンの利用者はどんどん増えています。消費者金融カードローンの最大のメリットは、審査時間がスピーディーで、即日融資可能、その上自動契約機ならもう自分名義のカードが受け取れることです。
とにかく大急ぎでお金を借りたい!と言う方には大手消費者金融はありがたい存在です。それに大手はあちこちに店舗がありますし、インターネットでの申し込みも何処の会社でもやっていますから、時間問わずスマートフォンやパソコンから申し込むこともOKです。
そんな便利なカードローンですが、あちこち借りまくってしまった!となった時は大変です。
カードローンは1社利用しただけでも、もう金利・利息を付けて元金と一緒に金融機関に決められた返済日までに返済せねばなりません。
ですがついつい調子に乗って複数社から借りてしまって、返済日が分からなくなってしまった、いくら借りたのかさえも忘れてしまったなんて時は要注意です!
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そんな返済に行き詰まった時に登場するのが「おまとめローン」なのです。このおまとめローンとは一体どういったことなのかをご説明します。
おまとめローン=通称借り換えとは、複数社の金融機関から借りたお金を1社に絞って返済していく仕組みのことをいいます。
いきなりこのように言われても、分からない、もしくは何のことだかサッパリ理解出来な方のためにもう少し具体的にご説明いたします。
もし現在アナタが金融機関からA社、B社、C社の3社から何十万、何百万とカードローンを利用中で、返済することに困っていたと想定します。
普通カードローンを利用すれば必ず返済日はあります。これは当たり前のことですが。アナタの借りた元金に金利(利息)を付けて金融機関の指定された日に返済します。
しかし、カードローンの返済日は金融機関によって違いますので、複数社から借り入れしたとなると返済日も勿論バラバラですので、いつしかその肝心の返済日を忘れてしまう可能性だってあり得るわけです。
しかも返済する金額が余りにも大きいと、返済に行き詰まってしまって困難を生じることだって否定は出来ません。そこで改めて登場するのが「おまとめローン」なのです。
おまとめローンの活用法は、アナタがもしA,B,C社の複数社からのカードローン返済に困った時に初めて別会社D社でその3社から借りた合計金額を一本化ににて返済するということです。
要するにD社がアナタのA~C社までのカードローン合計金額を代行して返済してくれることとなり、今後アナタはD社のみ1社でその代行してもらった分の返済をしていくことになるのです。
ですからアナタは今までの複数社からの煩わしい金利・利息・手数料から解放され、1社のみの返済に変わります。これがおまとめローンの実態なのです。
カードローンの場合は審査を通過してから利用者に提供されますが、おまとめローンでもやはり審査はつきものです。ではどんな利用者が審査に通りやすいのでしょうか?
おまとめローンを利用するにしても、やはり「勤続年数」は審査には大きく影響してきます。ですからもしアナタがおまとめローンをすることが分かっている場合は極力転職などは避けるべきです。
正規雇用であることに変わりはありませんが、別に非正規だからと言って、おまとめローンの審査には絶対通れないことはありません。只、収入面のことを考えますとやはり正規雇用の方が審査には通れる可能性は高いです。
次はおまとめローンの審査通過が厳しい例をご紹介しましょう。
やはりおまとめローンの審査で勤続年数の次に重要視されるのは、借入金額もそうですが、何件の金融機関から借りているのかも大きなカギとなります。
例えばYさんが1社の借入で350万借り入れ中なのと、Zさんが3社の金融機関から350万借り入れ中だとすると、アナタはこの2人の返済能力どちらが高いと思いますか?
この答えはズバリ!Yさんです。つまりおまとめ審査でも、借入金額は元より、借りている金融機関の件数が少なければ少ないほど審査には有利になっていきます。
カードローン情報は全てJICC=日本信用情報局にて保管・管理されています。アナタの金融情報は100%このJICCへ流れて行きます。
ですからおまとめローンにしても、JICCが審査の可否を握っていますので、アナタの返済能力も見ている訳です。ですからお金を借りている会社が複数社であるよりも1件の方がそれくらい信頼度が増すから審査に通れるのです。
消費者金融のカードローンは総量規制の対象で、年収の3分の1以上の融資は絶対にNGの規則はありますが、実はおまとめローンは総量規制の対象外とされているので、これは耳より情報と言えます。
おまとめローンも当然ローンの種類ですから、複数社の借金を1本化にすることによって利用者の今までの大きな金利負担を減らす事で、大手消費者金融ではこのおまとめローン=借り換え制度を積極的に行っているわけです。
ですから返済に困った時には、利用者がどのようにしておまとめローンにしたらいいのか?とコールセンターに問い合わせている模様です。
おまとめローンは、殆どの金融機関で取り扱いはしておりますが、大手の1つであるSMBCモビットも勿論この金融商品を取り扱っているのか詳細を見てみましょう。
まずはSMBCモビットの簡単な特徴をご紹介します。
SMBCモビットの最大の魅力は最低金利3.0%と最高限度額800万円です!大手消費者金融の中では光る魅力のサービスです!ですから交通機関のチラシ宣伝に力入れてるのが分かります。
それにスマートフォン、パソコンなどで24時間いつでも申し込めますし、何といっても申し込み後の郵便物も電話連絡がないのも実にいいです!
こんなに魅力満載のサービスを誇っているSMBCモビットではありますが…おまとめローンの取り扱いは他の消費者金融と同様、勿論行っていると詳細を調べてみました。
が、しかし!SMBCモビットのホームページ上にはおまとめローンに関する情報が見当たりませんでした。そんなはずはない、他社の大手は何処でもやっているのですから自分自身の見落としか?とも思いましてもっと情報を調べてみたのですが…!!
やはりSMBCモビットではおまとめローンのサービスは元々やっていません。これは意外なことでした。
殆どの金融機関で取り扱っているおまとめローンですが、意外にもSMBCモビットでは取り扱っていないことが判明しました。こんなに件数の多い金融機関なのに、何故大手のSMBCモビットがおまとめローンをやっていないのでしょう?
他社の大手と比べますと、SMBCモビットは最低金利が3.0%と低めではあります。ですが、SMBCモビットはカードローン融資提供するまでは利用者に対して、金利を非公開にしているとの情報があります。
ですが金利が低めだからと言って、誤解が生じやすくなるので改めてご説明させていただきます。
カードローン利用の場合は、借入金額が高額になるほど低くなり、逆に少ないと金利が高くなる傾向にあるということです。
ですからSMBCモビットで1万円や10万円などの小口融資では最低金利は適用されません。従って金額が小さいほど、最高金利に近づくということになります。
他社の大手では借り入れする前から、大体の金利を把握することは出来ますが、何故かこのSMBCモビットでは把握できないんですね。これは企業秘密も含まれているかもしれません。
何故SMBCモビットがおまとめローンのサービスをやっていなかったのかとの情報ですか、実はこの会社自体がそのサービス制度を取り入れてなかったことが判明しました。
ですからアナタがSMBCモビットでおまとめローンとして利用を検討するのであれば、通常のカードローンとして申込しなければなりません。
ですが以下のような不利な面が出てくる可能性があります。
先ほども述べましたように、おまとめローンは複数社の借金を1本化にまとめて返済していく仕組みなので、SMBCモビットでおまとめ代わりのような利用は寧ろお勧めできません。ますます審査に不利になるだけです。
全消費者金融に共通して言えることは、どうしても「総量規制」の法律が絡んでくることです。これは金融庁から法改正されたことなので、仕方ありません。
もし複数社から借り入れいて、現在返済に頭を悩ませているアナタ。SMBCモビットでのおまとめは不向きと言いますか出来ません。
カードローンの最低金利は確かに他の大手よりは低いのですが、もしアナタがどうしてもおまとめを利用したいと検討されているのでしたら、SMBCモビット以外の金融機関を探してみましょう。
返済に行き詰まっているアナタへ。SMBCモビットがダメなら他の大手消費者金融がお勧めです。他社であれば、おまとめローン=借り換えに力を入れておりますし、何といっても「総量規制」の対象外です。
一度おまとめローンに該当している金融機関へ問い合わせして見てください。その方がいろんな面で早目の解決法が見出せますよ!