お金が借りたくてSMBCモビットを利用し始めたけれど、もうお金を借りることはないだろうから解約したい時、気になるのは解約方法です。実はSMBCモビットの退会は意外と簡単で、コールセンターに電話をすることで解約できます。
ですが、SMBCモビットを解約するのならそれと合わせてしておくべきことがあります。それが、解約証明書の取得です。また、SMBCモビットを解約することにはメリットがありますが、逆にデメリットもありますので、それを知った上で解約するかどうかを決めることが大切です。
そこで、SMBCモビットを退会すべきかどうかをどう判断すればいいのか、また解約するならその方法や解約後にすべきことは何かなど、気になる情報をまとめてご紹介します!
SMBCモビットで借りていたお金を完済した時、もう借りないからと退会することに迷いのない方もいらっしゃるかも知れませんが、今後のことを考えて、解約する方がいいのかそれとも契約したままにしておいた方がいいのか、迷うこともありますよね。
そこで、SMBCモビットの大会について確認する前に、SMBCモビットを退会すべきかどうか迷った時の判断基準をご紹介します。
実は、カードローンは、一度解約すると同じ業者で申し込みをした際の審査が厳しくなる傾向があります。そのため、借りたお金を全部返したから何となく解約しようと思ったけれど、もしかしたらまたお金を借りるかもしれないというような場合、解約せずに契約を続けておく方がお勧めです。
SMBCモビットは借り入れをしなければ年会費がかかることもありませんし、また利息がつくこともありません。そのため、契約をしたままでいても問題はありませんので、また借り入れをする予定がある人や、お金が必要になるかもしれないと思われる方は、退会は見送った方がいいと言えるのです。
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今後お金を借りることがあるかもしれないと思われる方の場合は契約したままにした方がいいと言いましたが、SMBCモビットの場合、長期に渡って取り引きが全くない場合、取り引き口座が閉鎖されることがあります。ここで言う長期とは、SMBCモビットの会員規約によると完済した日から1年以上の期間です。
そのため、全く借りずにずっと契約をしたままの状態にするのが難しいこともあるのです。となると、どうしても定期的に借り入れをしなければ…と思ってしまいますよね。
また、SMBCモビットの契約があるがために何か欲しい物があった時に我慢ができずお金を借りてしまう、つい油断してしまうというような方の場合は、解約をした方がいい場合もあります。
必要ないお金まで借りてしまいそうな人の場合は、解約しておいた方が安心ですね。
ここまでにお話しした内容は、個人のお金の使い方による問題なので自分の考えに従えばいいのですが、それ以外の理由でSMBCモビットを退会した方がいいことがあります。それが、何らかの新たなローンを組む予定がある場合です。
融資金額が大きい住宅ローンやマイカーローンなどのローンの場合は特に、カードローンの契約があることが審査にマイナスに働いてしまいます。なぜかというと、たとえ完済していたとしても、SMBCモビットとの契約がある限り今後またいつでも借り入れができるからです。
そのため、SMBCモビットでの利用限度額分はすでにお金を借りているものとして審査が行われます。
カードローンであってもそうでなくても、ローンの審査では収入に対して借り入れがどれくらいの比率を占めるかが重視されます。その比率が高いほど返済が難しくなるのはわかっているので、その比率が高いと不利になるわけですね。
となると、実際に借り入れをしている・していないにかかわらず、利用限度額分すでに借り入れがあるとして計算されることが、審査上とても不利だということがよくわかります。
そのため、今後住宅ローンやマイカーローンなどの新たなローンを組む予定がある人は、SMBCモビットで完済後早めに退会することをお勧めします。
それでは、新たにローンを組みたい、または借り過ぎを防ぎたいなどの理由でSMBCモビットを退会しようと思った方に向けて、SMBCモビットの解約方法やその条件をご紹介します。
SMBCモビットでは、解約手続きの方法はとても簡単で、解約したい時にはフリーコールに連絡をすればいいことになっています。
カードの返却なども求められませんが、当然のことながら退会した後はカードは使えなくなります。
SMBCモビットの解約手続きは電話をすることで行えますが、いつでもすぐに退会できるわけではありません。
SMBCモビットの会員規約によると、契約期間中でも利用からの申し出で契約を終了させることは可能ですが、その場合には債務を完済することが条件となっています。
まだ借り入れ残高が残っているうちに解約したいと思った場合は、一括返済をするなどしてまずは完済することが必要です。また、完済したと思っていたのに追加でお金を払う必要が出てくることもありますので、完済しているか解約を申し出た際に問い合わせる必要があります。
というのが、返済方法によっては借り入れ残高が残っている場合があるからです。これを無利息残高と言うのですが、効果の扱いができないATMから返済をした場合、最後の端数が支払えないまま残ることがあります。
残った残高は名前の通り利息がつかず、次に新たに借り入れをしたらその残高と合計されることになります。ということは、新たな借り入れをしなければそのまま残り続けるわけですね。そのため、解約手続きをする際にその残高を支払い、完済させることが必要になる場合があります。
住宅ローンを契約したいなどの理由でSMBCモビットを退会した人の場合は特に、完済後に解約証明書という書類を取得しておくことをお勧めします。なぜなら、これがあることで新たにローンを組む先にカードローンの契約が終了していることを証明することができるからです。
そこで、解約証明書について詳しく見ていきましょう。
解約証明書というのは、その名の通りSMBCモビットなどの消費者金融の契約を解約したということを証明してくれる書類のことです。
そのため、この書類を持っていると、住宅ローンなど新たなローンを契約する際にすでにSMBCモビットを解約していて、SMBCモビットから新たな借り入れをする可能性がないという証明になります。
また、カードローン業者を装った詐欺もあるのですが、この証明書があることで被害に遭わなくて済む可能性もあります。具体的な手口は、過去に借り入れをしていることを調べ、借り入れ先だった業者を名乗って返済が終わっていないと騙すものです。
その際に解約証明書を見せることができると、何よりの証拠になるというわけですね。そういった意味でも、解約証明書を持っていると役に立つことがあります。
解約証明書は、SMBCモビットで退会の手続きをすると自動的に送られてくるのかというと、そうではありません。実は、SMBCモビットなどの業者には、解約証明書を発行しなければいけないという義務はありません。そのため、SMBCモビットの側から送るという形にはなっていないのです。
ですので、解約証明書が必要な人は、自分から申し出てSMBCモビットに送付を依頼する必要があります。
SMBCモビットのコールセンターに退会のために連絡を入れた時に、合わせて依頼するとよいでしょう。
解約証明書と似た書類で、完済証明書というものがあります。これは、完済したことを証明するための書類であり、契約が終了していることを証明するものではありません。そのため、完済証明書を持っていても、また借り入れをする可能性があると考えられる可能性が高いと言えます。
そのため、今後ローンを組むことを考えてSMBCモビットを解約したい人の場合、完済証明書ではなく解約証明書をもらわなければいけませんので、送付を依頼する際に注意しましょう。
以上のようにSMBCモビットの解約方法は難しいものではなく、コールセンターに電話連絡を入れることで退会できますが、誰でもいつでも退会できるわけではなく、完済後であることが退会の条件となります。
今後また借り入れをしたいかどうか、新たなローンを組む予定があるかどうかなど、SMBCモビットを退会した方が良いかどうかは利用者の状況によって変わってきます。
万が一のために契約をしたままでも問題はありませんが、今後住宅ローンなど新たなローンを組むことを考えている人の場合は、退会した方が良いと言えますので、その際には手順に従って手続きをしましょう。
新たなローンを組む予定があるなど、SMBCモビットを退会したことをきちんと証明したい場合は、退会する際にSMBCモビットに依頼をして完済証明書を発行してもらう必要があります。その書類が手元にあることで、SMBCモビットを退会したことを証明することが可能ですので、忘れないようにSMBCモビットに伝えましょう!