モビットは三菱東京UFJ銀行系ではなく三井住友銀行グループです!

みなさんはモビットをご存じですか?CMなどで目にする人も多いと思います。モビットは、三井住友銀行グループの消費者金融です。

しかし、以前は三菱東京UFJ銀行グループでした。今回は、なぜ三菱東京UFJ銀行から三井住友銀行グループになったのか、モビットの成り立ちについて説明します。

併せて、モビットの商品特徴や申込方法、ローンで行われる審査について、消費者金融に適用される総量規制などについても説明していきます。

これからカードローンを申し込もうと思っている人には、カードローンを選ぶ際の参考に、まだまだという人には、今後のための知識としていただければと思います。

三井住友銀行?三菱東京UFJ銀行?モビットの成り立ち

モビットは、三井住友銀行グループの「銀行系個人ローン会社」と謳い営業をしている消費者金融です。社名がそのまま商品名になっています。

以前は三菱東京UFJ銀行系だったモビット

項目 内容 備考
設立日 2000年5月17日 三和銀行、プロミス、アプラスの共同出資
営業開始日 2000年9月18日
資本金 200億円 2017年2月現在
事業内容 個人向け無担保ローン
ATM 三井住友銀行、東京三菱UFJ銀行 その他提携銀行、コンビニATM

モビットは、後に三菱東京UFJ銀行となる三和銀行、消費者金融大手のプロミス、信販会社のアプラスの3社が共同出資して、2000年に設立されました。

2004年、アプラスがUFJグループを離脱したため資本撤退し、プロミスが三井住友銀行グループになったことから、現三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)であると同時に、現三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)も関わる合弁会社状態になりました。

2012年には、MUFGとSMFGは同時に合弁状態解消を発表し、貸付業務はSMFG、保証業務はMUFGがそれぞれ継承しました。

2014年になると、MUFGはモビットの株式をSMFGに譲渡し、MUFGが経営から手を引き、名実ともにMUFGの傘下となりました。

モビットのサイトなどに書かれていた、「東京三菱UFJ銀行系」という表示は、2013年初頭から「三井住友銀行グループ」と変更されています。

銀行系の安心ローン、モビットを申し込んでみよう

モビットは、「銀行系個人ローン会社」との謳い文句の通り、個人を顧客として営業しており、個人向けのカードローンのみ取り扱っています。

モビットカードローンは利用しやすいカードローン

項目 内容 備考
利用限度額 最高800万円 利用状況に応じて
借入額 1,000円以上1,000円単位 1万円以上の提携銀行があるので注意
金利 3.0~18.0%
返済方式 借入後残高スライド元利定額返済方式 利用限度額に応じて月々の返済額が変動
追加返済 いつでも可能 提携ATM、三井住友か三菱東京UFJから口座振替
返済方法 提携ATMと、三井住友か三菱東京UFJからの口座振替 他銀行からの口座振替は不可

まず、利用限度額が最高800万円までとなっています。利用状況によって設定できる最高額は変わってきますが、比較的多く設定できるようになっています。

利用目的により、利用限度額を設定するといいと思います。借りすぎを心配する人は、例えば10万円ぐらいにしておけば安心だと思います。

借入額は、1,000円単位で可能ですが、ATMによっては1万円以上で1,000円単位というところもありますので確認が必要です。3,000円、5,000円だけ借りるということができまますので、使い勝手はいいと思います。

利息は実質年率3.0%から18.0%で設定されていますので、他の消費者金融と同じ水準となっています。月々の返済の他に臨時収入などがあった場合に追加返済もできますので、その分支払う利息を減らすことができます。

返済方法であまり馴染みのない言葉が出てきましたが、「借入後残高スライド元利定額返済方式」とは、最終借入後の残高に応じて返済額が変わる返済方法です。

例えば、10万円以下ですと月々4,000円、20万円以下ですと8,000円の返済額となります。ちなみに、100万円以下の借入残高の場合は26,000円、100万円を超えると、借入残高が20万円増すごとに4,000円追加されます。

追加返済をすれば最終借入残高が減り、月々の返済額も変わりますし、毎月の返済額が一定で分かりやすいので、返済計画を立てやすいと思います。

元々はMUFGであったことから、現在でも東京三菱UFJ銀行のATMを利用することができますので、三井住友銀行が近くにないという場合でも利用しやすくなっています。

早速モビットに申し込んでみよう

  • パソコン、携帯、スマートフォンから
  • 必要書類を郵送
  • フリーコールに電話
  • ローン申込機

モビットでは、上記のように個人のライフスタイルなどに合った申込方法が選べます。また、ネット申し込みであれば審査も最短で30分で審査が終了するので、急いで借りたいという人にはありがたいと思います。

モビットは、申し込みから利用までの手続きをネット上で完結できるサービスを、業界でいち早く導入した金融機関でもあります。ただし、三井住友銀行か三菱東京UFJ銀行の口座を持っている人が対象です。

身分証などの必要書類も、デジカメなどで撮影したものをネットから提出できるようになっています。とても簡単で申し込みしやすいカードローンです。

30分審査とはいえ、決して審査が甘いというわけではありません。書類不備や、審査項目について問題があれば申し込んでも利用はできませんので注意してください。

審査項目はどんなものがあるのかチェックしよう

審査項目についてモビットに問い合わせても教えてはくれません。それはどの金融機関でも同じです。ただし、一般的に審査されるとされるところは分かっています。

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 家族構成
  • 勤務先
  • 勤務形態
  • 年収
  • 健康状態
  • 他社からの借り入れの有無
  • 過去の金融事故情報

上記のように、主な個人情報は必ず調べられます。金融機関としては、身元がはっきりしない人にお金を貸すわけにはいかないからです。

勤務形態や年収によって、月々の返済能力を判断しています。不安定なパート・アルバイトの人がカードローンを作れないことが多いのはそのためです。

家族構成で自由に使えるお金の額を判断しています。独身か既婚か、子供がいるかどうかで、それでも返済に充てるだけの余力があるかどうかがポイントになってきます。

最後まで返済できるかどうかの一つの目安として、健康状態もチェックされます。多くの金融機関が利用者を満70歳ぐらいまでとしているのも健康状態の不安があると判断されるためです。

他社から借り入れを確認するのは、他社分を返済しモビット分も返済してもらえるかを確認するためです。年収などで返済の余力があるかどうかが判断されます。

金融事故とは、公共料金やクレジットカードの支払いを遅らせたり、自己破産など、何かしらの金融トラブルのことをいいます。こういうことがあると、きちんと返してもらえるかどうかを疑われ、貸出不可の判断をされる可能性が高くなります。

これからモビットを申し込む人も、今はまだ申し込まないという人も、日頃から金融事故を起こして信用を落とさない、定職に就いて安定した収入を得るなど、審査項目について気を付けるようにしてください。

消費者金融に適用される総量規制ってなに?

金融機関には、それぞれ適用される法律があります。銀行は銀行法、消費者金融は貸金業法です。モビットは三井住友銀行グループですが、消費者金融であるため貸金業法が適用されます。

消費者金融で借りるなら知っておきたい総量規制

総量規制は、2007年に完全施行された改正貸金業法に盛り込まれた制度のことで、簡単にいうと、借りすぎや貸しすぎを防止するためのものです。

総量規制では、年収等収入の3分の1を超える貸付をしてはならないと規定しています。もし他社からの借り入れがあった場合、それを含めて3分の1を超えた貸付はできないのです。

例えば、年収が90万円の人が借りられるのは最大で30万円になります。他社から既に20万円借りていた場合、モビットから30万円借りたいと思っても、総量規制により10万円しか借りることができないわけです。

総量規制は、貸金業法でのみ規定しているものなので、銀行法が適用される銀行は対象外です。もし年収の3分の1以上借りたい場合は、審査に通るかは別として、銀行のカードローンなどを申し込んだ方がいいかもしれません。

なお、総量規制から除外される貸付があります。不動産購入、自動車購入、高額医療費などがそうです。ただし、審査を受けて返済能力があると認められた人に限られます。自分の利用目的が例外になるかどうかは申し込みの際に確認するといいと思います。

銀行と消費者金融、自分に合った金融機関を探そう

モビットは、三菱東京UFJ銀行グループとして設立されましたが、現在は三井住友銀行グループになったこと、また、モビットのカードローンについてを説明してきました。

また、銀行と消費者金融の違いについて、また総量規制についても説明してきましたが、モビットに対する疑問、カードローンに対する疑問は解決したでしょうか。

銀行と消費者金融の違いをおさらい

銀行 消費者金融
適用法律 銀行法 貸金業法
総量規制 対象外 対象
上限金利 15~18% 15~20%
審査 厳しめ 緩め

適用法律の違いの他、上限金利や審査の度合いにも違いがあります。銀行は上限金利が低いが審査は厳しく、消費者金融は上限金利は高いが審査は緩めといわれています。

カードローンを申し込む前には、消費者金融と銀行、どちらの金融機関からお金を借りるのがいいのか、自分の利用目的やライフスタイルに合わせて選んでください。

カードローン選びは金融機関選び

カードローンを申し込む際には、利用目的を明確にし、返済計画をしっかり立てることが大切です。また、審査に通るかどうかも重要ですので、今一度日頃のお金の管理を確認しておいてください。

銀行と消費者金融のことを知って、自分はどの金融機関で借りるのがいいのか、自分自身にとってより有利な金融機関を選ぶようにしましょう。