専業主婦はモビットで借りられる?主婦ならではの問題点とは

昔は女性が消費者金融でお金を借りることはなかなか敷居が高く、少数しかいませんでした。しかし、最近は店舗の雰囲気や商品内容を含め、女性でも借りやすくなってきています。

とはいえ専業主婦の場合、自身による収入がないという点で、多少なりともパートなどによる収入のある主婦よりも申し込みが難しいと言えます。

実際に専業主婦だとお金を借りるのは難しいのでしょうか。モビットの場合を見ながら、主婦がお金を借りる際の注意点や問題点について考えてみたいと思います。

モビットでお金を借りるには安定した収入が必要!専業主婦はできない

昔と違い、今は消費者金融へ借り入れの申し込みをする女性が増えました。それは、店舗の雰囲気や女性向けの商品が増えたことが一因に挙げられます。

それ以上に、コマーシャルで消費者金融への印象が良くなってきている点やインターネットの為、誰にも知られずに借りられるというメリットにより、消費者全体から見ても借りやすくなってきているのもあるでしょう。

それこそインターネットで検索してみると、大手消費者金融をはじめ、多くの消費者金融が存在します。

そんな中、大手の一つになるのですが、「モビット」があります。知名度、人気、ともにトップクラスの消費者金融です。

商品概要(モビットカードローン)

限度額 1万円から800万円まで
金利
(実質年率)
3.00~18.00%
損害遅延金
(実質年率)
20.00%
担保
保証人
不要
貸付方法 ATM・振り込み
返済方法 ATM・振り込み・口座振替
返済方式 借入後残高スライド元利定額返済方式
返済期間
回数
最長で8年10ヵ月
最大で106回
必要書類 本人確認書類
(運転免許証、なければ健康保険証またはパスポートの写し)
収入証明書類
(源泉徴収票、税額通知書、確定申告書、給与明細書(間近2ヶ月分)などの写し)
営業状況確認のお願い
(個人事業主の場合。ホームページからダウンロード可)

商品概要を見ると、金利に特徴があり、(借入限度額によりますが)低い金利で借りることも可能です。また、限度額800万円と、限度額も銀行と引けを取らない高額融資が可能な消費者金融と言えます。

もちろん審査はあるので必ず借りられるという保証はないのですが、インターネットでの手続きを中心として様々な方法で申し込むことができ、自身のやりやすい方法で申し込むことができます。

ただ、やはり誰でも申し込みできるとは限りません。

モビットの場合、他の消費者金融と同様、専業主婦はお金を借りることはできません。

専業主婦は借りられない!モビットで借りるには安定した収入が必要

モビットの場合、申し込みできる対象者としての条件を見ると、このようになっています。

  • 年齢20歳以上~69歳以下
  • 安定した収入が継続的にあること

※モビットでの基準を満たしていること
※アルバイト、パート、派遣社員、自営業も申し込み可

ここに挙げられる人が、申し込みが可能となっています。大まかに言えば、年齢での制限があるのと、収入のあることは必須と言えます。

モビットでの基準は明記されていませんし公表されないので、それ以上は審査をしてみないとわからない、と言えます。

ただし、先ほども触れたように安定した収入は必要なので、その点から見ると、女性でも多少なりとも働いていれば借り入れできる可能性はあるのですが、収入のない専業主婦は上記の通り、申し込みができません。

これだけを見ると「モビットではダメだから、他の消費者金融で申し込もう」と思う専業主婦の方もいるかもしれません。しかし、他社も同様です。

なぜ専業主婦は消費者金融でお金が借りられない?主婦としての問題点

そもそもなぜ専業主婦は消費者金融でお金が借りられないのか。実はそこには、やはり「収入」の面で問題があります。

「私自身の収入がなくても、夫が働いていて収入があるからいいじゃないか」と思うかもしれません。しかし、消費者金融が言う、「収入」に関しては「本人の収入」がないとダメなのです。

「総量規制」では収入のない人は借りられないことになってしまう

例えば、生活費のやりくりが上手にできて、例え小額でも毎月返済できる見込みがあったとします。ならば、貸す側の消費者金融としては、大事な顧客に成り得るのですから、お金を貸したい所です。

しかし、法律で決められた「総量規制」が専業主婦への融資を止めているのです。

とはいえ、「専業主婦にお金を貸してはいけない」と明記しているわけではありません。

総量規制とは
個人への貸付額の総額が、その人の年収の1/3までに制限されるよう取り決められている法律です。総額なので、何社に借り入れしていても関係ありません。(例外や除外はあります。)

また、自社の貸付け残高(与信枠も同じ扱い)が50万円を超える場合、または他社を含めて100万円を超える場合には、消費者金融側は申込者へ収入を証明する書類の提出を求めなければいけない。

そもそも「総量規制」は、貸金業法で消費者を守るために出来た法律です。

総量規制のある「貸金業法」は、話題にもになっていた多重債務者問題を解決するべく改正され、2010年には完全施行されました。それ以前は融資額に上限がなかったため、多額の借り入れをした人たちが返済できずに多重債務者になり、社会問題になりました。実に多くの人が、自己破産をはじめとする債務整理を行ったものです。

自己破産をすることは、一見借金を帳消しにできるというお得なイメージを持っている人もいるかもしれませんが、財産を処分する必要なども出てきますし、手続きもそれなりに時間が掛ります。そうそう得なものではなく、消費者にとっていいものではないのです。

そもそも、多重債務に陥った段階で、かなりの生活苦が待っていますし、頻繁に催促の連絡が来ることはストレス以外のなにものでもありません。

これらから考えるに、借りられるお金に上限があるというのは、ある意味消費者のためでもあるのです。

その総量規制で言う、年収の1/3の金額ですが、収入のない専業主婦の場合、0円×1/3で考えればわかりとおり、0円になります。

そのため、専業主婦は消費者金融からお金を借りられないのです。

専業主婦がお金を借りるにはどうしたらいい?解決法を考えてみる

では、専業主婦は全くお金が借りられないかと言えば、そうとも言い切れません。実は、専業主婦も借りようと思えば、お金を借りることは可能です。

  • 仕事を見つけて収入を得る
  • 配偶者の同意を得て借り入れをする

これらの方法があります。ただし、個々の問題としてそれができるかどうかは別問題かもしれません。

配偶者に同意してもらう!しかし家族に内緒ならば難しい

総量規制で考えた場合、専業主婦は収入がないために年収の1/3も0円になるので借り入れができないと、先ほど説明しました。

しかし、総量規制にも例外とされる事例はあります。

  • 顧客に一方的に有利となる貸し付け
  • 緊急な医療費の貸し付け
  • 社会通念上緊急に必要と認められたものに対する貸し付け
  • 配偶者と併せて年収の1/3以下での貸し付け
  • 個人事業主への貸し付け
  • 預貯金を扱っている金融機関から貸し付けを受けるまでのつなぎのための貸し付け など

他にも除外例として住宅ローンや自動車ローンなどいろいろあるのですが、ここで言いたいのは、専業主婦に関する内容として「配偶者と併せて」という点です。

専業主婦として収入がなくとも、配偶者の収入があれば専業主婦でも消費者金融でお金を借りることは可能なのです。

しかし、ここで大切なポイントとして「配偶者の同意が必要」であることが問題になります。消費者金融で専業主婦としてお金を借りるには、配偶者の同意書を提出する必要がでてきます。同時に住民票などの夫婦であることを証明する書類の必要性も出てきます。

大抵の場合、配偶者に内緒でお金を借りたいと考えているものです。となると、夫(妻)の同意書を得ることは難しくなります。

また、配偶者と併せて年収1/3なので、配偶者がそれなりの額を別で借り入れしていたら、金額として総量規制に引っかかってしまいますし、現段階で無くても、配偶者の方も今後新たな借り入れが難しくなってきます。

夫に相談できる人はいいのですが、内緒にしたい専業主婦の借り入れは、やはり難しいと言えそうです。

そして、モビットに関しては会社としての基準として安定した収入のある人が、申し込みができるような記載があるため、配偶者の同意以前に難しいと考えられます。

少しでもよければまずは働くことから始めてみるのもあり!

やはり本人に安定した収入があるのが、一番確実と言えそうです。となると、まずは働き口を見つけて小額でも安定した収入を得るようにしていくようにするのがいいと言えそうです。

もちろん小額の場合、総量規制でそのまた1/3の金額しか借りられないので、あまり期待はできないかもしれません。しかし、働き続ければ収入が増えていくことも可能です。

今すぐお金が必要ならば、働くという選択肢もまた難しいですが、今すぐではなく、後々のためというのならば、働くという選択肢があってもいいのではないでしょうか。

銀行系ならば専業主婦でも借りられる!ただし上限額は多くない

中にはどうしても今すぐまとまったお金が必要、という方もいるかもしれません。しかし、消費者金融ではお金を借りることはできない。どうしたらいいのでしょうか。

実は、総量規制がある貸金業法は消費者金融が対象の法律です。

他の信販会社やクレジット会社では別に割賦販売法があり、厳密に言えば貸金業法は対象外と言えるでしょうが、クレジットカードにキャッシング枠が付いている場合、そのキャッシング部分に関しては貸金業法の総量規制の対象になります。

銀行に関して言えば、貸金業法の対象になりません。(銀行の場合は、銀行法があります。)ですので、もし専業主婦でもお金が借りたい場合には、銀行でカードローンの申し込みをすればいいのです。

とはいえ、当たり前ですが審査はあります。よく銀行の審査は消費者金融よりも厳しいと言いますが、それは必ずしもそうではありません。あくまで個々の生活状況や(配偶者の)収入で見られます。もちろん審査というには落ちる可能性もありますが、必要以上の心配は不要です。

ただし専業主婦の場合、本人の収入はないため、融資限度額は本来の限度額よりもかなり少なめに設定されてしまうことは否めません。

大抵の場合は、50万円までが多いようです。その点は覚悟しないといけないでしょう。

返済の目途がなければ借りない方がいい!主婦の借り入れは要注意

モビットをはじめ消費者金融での借り入れの基本は、安定した収入があるかどうかです。これは、その業者として返済を考慮すれば当然でしょう。

しかしそれ以前に元々法律でも取り決められていることなので、専業主婦の場合は貸してくれそうな業者を探しても見つけることはできません。もしあったのならば、法律を知っていて敢えて守らない闇金業者であると言えます。

闇金業者から借りると、法律で取り決められた数字をはるかに上回る違法金利で返済を迫ってきます。返済をしないと、脅しとも取れる方法でせまってきます。そして秘密にしていただろう家族にバレる可能性が大です。一歩間違えば家庭崩壊にも繋がりかねません。絶対に闇金から借りてはダメです。

どうしてもお金が必要で、消費者金融で借りるのならば、配偶者の同意を得るか、前もって自身で働くか、どちらかです。

そんな時間的な余裕がない場合は銀行のカードローンに申し込みをしてみましょう。審査があるのは、消費者金融も銀行も同じです。

そして、どちらにしてもお金を借りたならば、返済が必ずついてきます。生活でのお金のやりくりを上手に行って返済をしなくてはいけません。そもそもが自身の収入がない分、返済額の確保は大切です。返済があることは、何より一番忘れてはいけないことでしょう。